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花巴 太古の滴菩提もと仕込み

e0027345_13101515.jpg菩提もと(ぼだいもと)とは、室町時代に奈良の菩提山正暦寺において造れれていた酒母=もとの醸造法で、生米(なまごめ)を使用して造られるという特徴を持っています。
現在の醸造法では、お酒造りに生米を使用することは考えられませんので、当時の微生物をうまく利用する人々の知恵には感心させられるばかりです。

この菩提もと造りが、清酒の源流で正暦寺が清酒の発祥の地であることから、奈良県の酒造メーカー12社により、この醸造法を約500年ぶりに復活させることができました。

e0027345_14171942.jpg正暦寺領内にて収穫される米、菩提山川の湧き口から水を汲み取り酒母の仕込み水とし、正暦寺の境内に住み着いている家つきの乳酸菌・酵母菌を用いて菩提もとが造られます。
出来上がった菩提もとを、各社持ち帰り酒母として、各社の酒造方針に基づき現在の醸造法にて仕込を行います。
このようにして醸された当社の菩提もとのお酒が、
菩提もと純米酒 清酒花巴太古の滴です。

清酒いわゆるスミサケ(澄んだ酒)ができる以前の日本酒というのは、酒母工程と醪工程に分かれておらず、蒸米、麹、水を一度に仕込み、現在のように濾す(こす)(「酒粕」と「酒」に分離する)ことをせずに飲用するいわば濁酒(ドブロク)が主流でした。
このように濁酒(ドブロク)から現在の澄んだ酒「清酒」への出発点となった、画期的な正暦寺の酒造技術は、文化的側面からも非常に重要で、興味深いものです。

菩提もと造りは実際に正暦寺にて行われており、今年度も1月から仕込みを行います。
この仕込みの様子をブログにて公開していきたいと思っております。ぜひ清酒発祥の地で造られる菩提もとの奥深さに興味を持っていただければ幸いです。
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by hanatomoe | 2005-08-31 15:58 | 蔵元のつぶやき

清酒花巴とは

上質な酸味を楽しめる人の日本酒です。

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