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花巴の生酒マイナス2℃貯蔵の理由

最近、「無ろ過」や「炭素ろ過はしていません」とラベルに書かれたお酒を目にしたことありませんか?

前回(熟成をうまく生かす)でもご紹介したように常温貯蔵のお酒は、炭の効果を利用することで熟成の良さを十分に生かしたお酒でした。
しかし、炭の効果は良い面だけではありません。

吟醸酒のような香りを重視するお酒の場合には、炭の吸着効果が裏目にでます。

吟醸酒の香り(吟醸香)は、数多くの成分が集まって形成されています。そのため、少しの成分の変化で香りのバランスがくずれて、自然な香りが損なわれてしまいます。
また、お酒の味も同時に吸着してしまうのが悲しいところです。
ただでさえ仕込みの方法上、端麗になりやすいお酒ですから、味があり香りとのバランスのとれたお酒を目指す花巴にとっては、出来るだけ手を加えない方が、出来上がった時の自然な香り、味を残す事ができるのです。

しかし、熟成という味わいは、お酒のおいしさの必要な要素であると、私どもの蔵元では考えております。そのため熟成期間を必ずとり、うまみを引き出しております。
しかし、常温で熟成させると飲みにくい香り、色がついてしまい炭の効果を利用せざる終えません。
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そこで、いかに自然な香りを残し、深い味わいを出すかを考えた結果、生酒の状態で、マイナス2度の極低温貯蔵を行なっております。
そうすることで、香りの変化を抑えながら、じっくりと熟成が進むのです。その低温貯蔵が花巴の含み香、口当たり、複雑な味わいを生み出しております。

もちろん、花巴の生酒は炭素ろ過を行なっておりません。

※この記事は私どもの蔵元の考え方です。一般的であるかどうかはわかりませんのでごご理解ください。
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by hanatomoe | 2005-08-05 13:03 | 蔵元のつぶやき

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上質な酸味を楽しめる人の日本酒です。

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